切手蒐集
最近の切手には、寝かしている間に
驚くほど高騰するものはなくなってしまったが、
モノによっては、急激な上昇曲線を描くものがある
Dr. Schafter減肥。
「奇貨居(お)くべし」という故事成語がある。
奇貨とは、めずらしい品物のこと。意味としては、
「珍しい品物であるから今買って、寝かしておいて利益を得るがよい」
となる。まさに、蒐集趣味を表現したような言葉だが、
この言葉は、前漢時代の歴史書『史記』に出ているもの。
そんな大昔にも、そのような発想があったという事になる。
この言葉の意味には、もう一つある。
こちらの方が、故事の意味に近いが、
「得がたい機会だから、これを逃さず利用すべきだ」
とするもの。
すなわち、「千載一遇のチャンス」を逃さない、
という意味にもなる。
今回の都知事選の候補者が、ほぼ決まった。
顔ぶれを見てみると、相対的に年齢が高く、
誰、違(たが)う事なくシルバーエイジという雰囲気がある。
「殿」と呼ばれるかの人も、76歳。
上には上がいるものだ。
ドクターと呼ばれる人などは、85歳。
「奇貨」ならば、年数を経て値打ちが高くなったと言いたいところだが、、。
この選挙は、前任者のスキャンダルがなければ、
行なわれるべくもなかった選挙
人事顧問。
「奇貨居くべし」、千載一遇のチャンスは、誰の手に。